レーザー脱毛機の種類

脱毛機にはどんな種類があるのでしょうか。どの機械にもメリット・デメリットがあるようです。自分に合った脱毛機が選べるといいですね。

アレキサンドライトレーザー(Alexandrite laser:Alex)

高速連続照射(毎秒2発程度)が可能で、効率が良いレーザーになります。波長が755nmなのでメラニンの吸収率が高く、低めのフルエンスで脱毛効果が期待でき、痛みも少ないのが特徴です。欠点は色素沈着した肌に弱く、表皮焼けを起こしやすい事です。(冷やしてくれるので問題ないです。)

また、ほとんどの脱毛に対応していて、日本で一番普及しているレーザーです。操作しやすく痛みも少なく総合的に優れています。

赤外線レーザーで、光が見えません。波長が長めで深達性が良く、表皮焼けを起こしにくいのが利点です。色素沈着の強い方や色が黒い方に適しています。出力も上げられますし、連続照射も早く治療効率の良いレーザーです。

また、欠点は痛みが強い事です。(麻酔なので対応してくれます)理由にはフルエンスを高くしなければならないからです。十分なフルエンスで照射すれば治療効果は高いので、男性のひげ、硬毛化した毛や色素沈着したＶＩＯなど脱毛が難しい部分に適しています。

ジェルを塗った皮膚に、ハンドピースの先端の冷却したクリスタルチップを押し当ててレーザーを照射します。利点は大きめの照射面積で照射でき、皮膚を圧迫することで伸展させるので均一で深達性が良いです。産毛に効果的です。また蓄熱脱毛が可能です。

(蓄熱脱毛とは普通1発のパルスレーザーで毛に熱を与え、毛根の細胞を熱壊死させますが、機関銃のように何発かのレーザーを連射し毛根を破壊しようというものです。これによって痛みが最小限で済みます。)

フラッシュライトの光を利用した脱毛になります。安全で効果的な脱毛ができるように波長の光をカットするフィルターをかけることも行われています。エステサロン業界で使われているのは光脱毛です。良い光脱毛器を使っているところは成果がでていますので、光脱毛がレーザー脱毛より劣っていることはないようです。

産毛、剛毛どちらも脱毛効果を期待するなら、2種類の機械を使用しているところを選びましょう。

2種類の機械導入→TCBの医療脱毛

3種類の機械導入→大美会クリニック

参考文献　基礎から学ぼう医療レーザー脱毛　著葛西健一郎